クコの実の食べ方レシピ!ゴジベリー成分や効果などまとめました。
ここのところ、テレビや雑誌などのメディアでたびたび紹介されている「ゴジベリー」をご存知ですか?
その実には驚くほど多くの栄養素が含まれているため、アメリカでは「食べる漢方薬」「アンチエイジングフード」として一躍脚光を浴びています。
実はその正体は、古くから薬として利用されてきた「クコ(枸杞)」という植物の実なのです。
それではご一緒に「ゴジベリー=クコの実」について理解を深めていきましょう!
【クコの実とは?】
クコは、東アジア原産(中国~日本)のナス科の植物です。
実だけではなく根や葉も、古くから漢方薬として用いられてきました。
漢方薬としてのクコの実は「枸杞子(くこし)」と呼ばれ、血圧や血糖を低下させる働き、脂肪肝を予防する働き、そして精神の「萎え」を強壮する働きがあるとされており、現在でも利用されています。
クコの実の成分効果とは?
成分としてはβ-カロテンやビタミンB1、B2、C、アルギニン酸・グルタミン酸などの必須アミノ酸、鉄・カルシウムなどのミネラル、ポリフェノールや食物繊維などが含まれており、特に「血管を強くして血流を改善する」栄養素が豊富です。
したがってクコの実には動脈硬化の予防や高血圧の改善を促し、さらに基礎代謝のアップや他の生活習慣病の予防、アンチエイジング効果など、様々な良い効果を私たちにもたらしてくれると言えます。
【このような方は、クコの実を食べることを控えましょう】
このように豊富な栄養を含むクコの実ですが、実はすべての方に向いているというわけではないのです。
以下の項目に該当する方は、身体に悪影響が及ぶことがあるので、クコの実の摂取を控えましょう。
○妊婦の方、授乳中の方→月経促進の作用があり、人工中絶薬の成分のひとつでもある「ベタイン」
が含まれているため、この時期は口にするのを止めてください。
○胃腸が虚弱な方→ナス科の植物は身体を冷やす作用があるため、腹痛や下痢を起こしやすくなります。
また「クコアレルギー」という食物アレルギーが存在し、重いアレルギーの症状「アナフィラキシーショック」が起こるケースがあることも、気に留めておく必要があります。
【クコの実の食べ方いろいろ】
クコの実は「ドライフルーツ」という形で販売されていることがほとんどです。
食べ方としてはお粥の具などにするほか、お酒に漬け込んで「クコ酒」という薬酒にする方法が知られています。
杏仁豆腐のトッピングに使われることもよくあります。
それら以外にも、以下のような「簡単アレンジ」はいかがでしょうか?
○水でもどし、サラダのトッピングに。
○「はちみつ漬け」にして、トーストやヨーグルトに添えて。
○レーズンと合わせてパウンドケーキなどに。
他にも、ドライフルーツのひとつとして考えれば、様々なレシピが考えられそうですね!
【クコの実の食べ方レシピ!ゴジベリー成分や効果など まとめ】
クコの実は食べることを控えなければいけない方もいらっしゃいますが、もしも身体に合えば毎日の食卓に取り入れやすい食べ物です。
古くから人々の健康を支えてくれたクコの実を、あなたもお試しになってみませんか?