少子化が進む現代、学校の役員を断るのは至難の業です。
どのようにすれば回避できるのかその方法を考えてみました。
【自分の子供の人数】
まずは、自分に子供が何人いるかで役員を決める時の風向きが変わってきます。
●一人っ子
子供が一人の場合、同学年に子供が少なければ当たる確率が高いです。しかも何度も役員をやらなくてはいけない事態もあり得ます。
●何人か子供がいる
兄弟姉妹がいる場合、他の兄弟の時にやるという口実で逃げる事が出来ます。
しかし、末っ子の時に役を引き受けると自分が年を重ねているので体力的・気力的にしんどくなる事が考えられます。
【周りを見て決断】
だれでも役員にはなりたくはないです。
しかし、誰かが引き受けない事にはPTA活動や自治会活動は円滑には回って行きません。
そうなると、周囲との関係性が重要になってきます。
知っている人が多く協力し合える人達とであれば引き受けても良いのではないかと思います。
反対に、全く協力的ではない人がすでに役員に決まっている場合は何とかして次年度に回るなど、役員を断る努力が必要です。
引き受けた仕事を途中で放り出す人は、特別な理由が無い限りはいないでしょう。
みんなそれなりに責任感は持っています。
それであれば、気持ちよく役員をこなしていける人達と行いたいものです。
ですから、周りの顔ぶれはかなり重要な材料と言えるでしょう。
【旦那さんの協力】
大きな役を引き受けてしまった時「役員決めは奥さん、その後の役員活動は旦那さん」という形をよく目にします。
やはり会長などの職は奥さんがされているよりご主人が出てきている方が多いです。
どうしても役員を断りたい際には、役員決めの場で旦那さんの協力が見込めない事(変則勤務で活動への参加が無理など)を前面に押し出し、周りの反応を見るのも一つの手だと思います。
【断っても無理のない状況】
子供が学校や地域でいじめにあったなど、役員を断る正当な理由も存在します。
自分の子供がこのような状況で、他人の子供の面倒を喜んで看る親はいないでしょう。
全員の前で大きな声で言いにくい事ですので、役員決めの責任者の方に相談という形を取れば無下にはされません。
その際「学校(地域)の為に私は引き受けたいのだけれども…」と言う言い方が良いと思います。
強い口調や上から目線で言ってしまうと、例え本当の事を言っていても反感を買ってしまいます。
●今後の子供同士の関わりや地域との関わりを重要だと判断された場合には周りを見て引き受ける事が一番だと思います。
しかし、どうしても役員を断りたい正当な理由がある場合はその理由をきちんと話し、理解を得る努力も必要だと言えるでしょう。