分かりやすい経済学

量的緩和政策ってなに?わかりやすく解説します

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量的緩和政策ってなに?わかりやすく解説します

 

テレビや新聞では毎日のように新たな政策や法整備についての報道がなされています。

最近ではどのメディアでも分かりやすくかみ砕いた表現で視聴者や読者の理解を助けてくれるようになっていますが、1度聞いただけではなかなか理解できない用語が多いのも事実。

今回は「量的緩和政策」について、基本中の基本を解説します。

 

 

・量的緩和政策とは?登場人物の紹介

 

量的緩和政策を理解するうえで、まずは登場人物を把握しましょう

それほど難しくはありません。以下の2人だけ覚えてください。

日銀(日本銀行;日本に1行のみ。一般の人は利用しません)

市中銀行(普段私たちが利用する一般の銀行です)

この2人だけです。

この2人の間でのお金のやり取りが量的緩和政策なのです。

 

 

・日銀と市中銀行の関係

 

この2人の登場人物は頻繁にお金を融通しあっています。

もう少し詳しく述べると、市中銀行は自分のお金の一部を日銀に預けているのです

この日銀に預け入れられたお金のことを「当座預金残高量」と呼びます

そして、日銀はこの当座預金残高量を増やしたり減らしたりすることで日本全体に出回るお金の量を調整しているのです。

日銀がお金の量を調節する手段として「買いオペ」と「売りオペ」の2つがあります。

 

 

・買いオペ、売りオペとは?

 

買いオペ、売りオペというワードは1度くらい耳にしたことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか

それくらい頻繁に行われている金融政策であるともいえますね

買いオペと売りオペについては次の記事で別に解説しますので、今回はざっくりと、

 

買いオペ → 市中銀行が持つお金が増える

売りオペ → 市中銀行が持つお金が減る

 

という風に理解しておいてください

 

 




・買いオペ、売りオペで何がおきるの?

 

量的緩和政策において、日銀は買いオペまたは売りオペによって市中銀行の持つお金の量(当座預金残高量)を調整します。

市中銀行は持っているお金の量に応じて企業への貸付などを行うので、市中銀行の手持ちのお金が多いほど世の中に出回るお金の量は増え、手持ちのお金が少ないほど世の中に出回るお金の量は少なくなります。

 

 

・量的緩和政策のまとめ

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景気が良い、悪いという話は一般の人でもしょっちゅう話題にするところですが、「そもそも景気とはなにか?」と聞かれると困ってしまいますよね。

「景気」とは数えきれないほどの要素が複雑に影響しあった結果として生じる経済の状況であり、その良し悪しを判断するのは決して簡単ではありません。

日銀による買いオペ、売りオペに関しても同様で、買いオペをしたら景気が良くなるとか、売りオペで景気が悪くなるというようなものではないのです。

この量的緩和政策の目的をごくごく簡単に述べるならばモノの値段(物価)の調整ということもできるでしょう。物価が乱高下すると経済が不安定になるからです。

日銀はモノの値段が急激に上昇したり、下降したりしないように、買いオペや売りオペによってこれらの動きをコントロールしているというわけです。

次の記事ではこのあたりにもう少し踏み込んで買いオペと売りオペについて解説していきます。

 

 

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