◎子供の入学祝い お返しマナーとは
≪4月は入学シーズン≫
4月と言えば入学のシーズンです。
子供は期待と不安に胸を膨らませます。
親戚のおばちゃんや祖父母などから
入学前にお祝いを頂くことがあります。
ここでは、頂いたお祝いは誰のもの?
お返しにはどのような物を返せばいいの?
そんな疑問を一つ一つ解決していきたいと思います。
【入学祝い編】
入学祝いとは一般的に誰に何を渡すのでしょうか。
●入学祝いは誰に?
入学祝は基本的に身内に入学があった場合に渡します。
孫・甥・姪位までの関係です。
他人に渡すことは滅多にありませんが、家族同士の付き合いを
している相手と贈り合う事があります。
「もらったら返す」これを忘れなければ大丈夫でしょう。
●入学祝い何を?
生々しい話ですが、贈るものは「現金」です。
大体相場が決まっています。
贈る子供が小学生の場合・・・3,000~5,000円
贈る子供が中学生の場合・・・5,000円
贈る子供が高校生の場合・・・5,000~10,000円
贈る子供が大学生の場合・・・10,000~50,000円
※これらは大体の目安ですので、各家族間で話をして
決めたりすれば良いでしょう。
【入学祝のお返し】
入学祝の意味合いを
「子供が勉学に励めるように、ご両親に対して援助をする」
と捉え「お返しは必要ない」としている地域もあります。
そのような所では子供からのお礼の手紙を贈る風習があります。
しかし、皆さん頂いた金額の3割~5割程度の日用品や
食料品などの消費するものをお返しに贈るのが一般的なようです。
入学祝いお返しをする時のマナー
・入学祝いは高価過ぎるものを贈らない
お祝いに頂いた金額と同等の物を返してしまうと、
「援助は必要なかった」という事になってしまいます。
贈る側からしたら大変気分の悪い事です。
そのような失礼をしない為に頂いた物の相場を調べ、
大体3割~5割程のお返しを贈るようにしましょう。
・入学祝い贈る時期を間違えない
入学式後、一か月以内を目安として
子供と一緒にお返しを持参しましょう。
遠方であれば送った後に電話で子供がお礼を言うと喜ばれます。
・入学祝いへの心遣いを見せる
近くに住んでいるならまだしも、遠方の祖父母から
かわいい孫の為に入学祝をして頂く場合もあります。
そんな時にはちょっとした心遣いを忘れずに。
子供の入学式の写真や、直筆のお礼の手紙など、些細な事ですが
おじいちゃんおばあちゃんにはすごくうれしい事です。
✖自分の住んでいる地域では何も返さない場合でも、
嫁ぎ先ではお返しが必要であったりするので、
しっかりと下調べをしてください。
子供さんの為にも入学祝いお返しのない=マナーの無い母親と言われる事だけは
避けなければなりません。